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投稿日:2024年8月19日
最終更新日:2024年8月28日
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【トラブル防止】業務用冷蔵庫を設置する時は、ここを確認しよう!

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WRITER クーラくん
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【トラブル防止】業務用冷蔵庫を設置する時は、ここを確認しよう!

【トラブル防止】業務用冷蔵庫を設置する時は、ここを確認しよう!

百貨店や食品イベントなどで多く目にする業務用冷蔵庫。

昨今では、飲食店や大型商業施設などでも費用を抑えられるレンタルサービスの動きが広まっています。

しかし、業務用冷蔵庫には容量の大きさやコンセントなど、家庭用のものとは設計が異なるものも存在します。

そのため、いざ設置してみようとしたら「スペースが足りない…」「稼働させられない…」などといったトラブルが発生してしまうことがあります。

今回は、業務用冷蔵庫を設置する時に事前確認しておくべき3つの要素をご紹介します。

導入をご検討の際は、ぜひ本記事の内容を参考にして下さい!

搬入経路

搬入経路 イメージ

業務用冷蔵庫を導入する際、まずは設置場所までの搬入経路が重要なポイントとなります。
予め、以下の点を確認しておきましょう。

設置するフロア

建物の1階であれば、地上から容易に搬入が可能です。
しかし、2階以上に設置する場合はエレベーターや階段を用いての搬入が必要になってきます。
大型施設であれば搬入用のエレベーターが常設されていますが、小規模な飲食店などでは階段で移動しなければならないこともあります。
業務用冷蔵庫は、ほとんどが数十~数百キロの重量物です。
担いで運び込むには成人男性が5~6人必要になり、追加の人件費が発生することもあります。
設置フロアが2階以上の場合は、あらかじめどのように運び込むかを考慮しておきましょう。

設置場所までに段差がないか

先述した階段以外にも、搬入経路に大きな段差があると担ぎ上げが必要になります。
また設置する床面は、丈夫で平らな場所に水平になるように据え付けて下さい。
据え付けに不備があると水漏れ・転倒・落下によるケガなどの原因となることがあります。

搬入経路の影響を受けやすいアイテムの一例

縦型冷蔵庫

縦型冷蔵庫は最も一般的なタイプで、保管能力と取り出しやすさが両立されています。
しかしサイズの種類に限りがあるため、設置場所の高さに十分注意する必要があります。
一般的な縦型冷蔵庫の高さは約2メートルになります。

リーチインケース

リーチインケースは扉部分がガラス製になっており、飲み物や冷凍食品の陳列に適しています。
こちらも縦に長い形状なので、設置場所の高さをよく確認する必要があります。

設置環境

設置環境 イメージ

業務用冷蔵庫の運用を始めてからも、設置環境が原因でトラブルが発生する可能性があります。
導入時には以下の2点を確認しておきましょう。

周囲温度

業務用に限らず、冷蔵庫は気温の影響を受けやすい機器になります。
特に外気温が30℃を超える環境では庫内温度が十分に下がらず、冷却不良や霜付きなどの機械トラブルに繋がる可能性があります。

直射日光

冷蔵庫の中には、商品を陳列しやすいようにフタが覆われていないものや、ガラス製のタイプが存在します。
直射日光が差し込むと、庫内の温度が上昇して冷却不良に繋がったり、中の商品に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、基本的に冷蔵庫・冷凍庫は屋内での使用を想定して製造されています。
屋外で使用する場合、温度や日光だけでなく、風雨なども当たらない環境に設置する必要があります。

設置環境の影響を受けやすいアイテムの一例

アイスケース(冷凍ショーケース)

アイスケースは上部のフタがガラス製になっており、中に入っている商品が見えやすくなっています。
これにより、冷凍商品の保管のみならず販売にも最適です。
庫内が見える分、直射日光の影響を受けやすいため、設置場所には注意が必要です。

オープンケース

上部にフタがついておらず、中の商品を簡単に出し入れすることができるアイテムです。
百貨店での販売などで数多く使用されています。
設置の際は直射日光だけでなく、エアコンなどの風にも注意する必要があります。

オープンケース導入の注意点については、以下の記事でも詳しく解説しています。
【トラブル防止】オープンショーケースをレンタルする際の注意点

対面ショーケース

4面がガラスに覆われたアイテムです。
照明も付属しており、中の食品を綺麗に展示することができるため、百貨店でのケーキやスイーツ販売などに最適です。
ただし、室内であっても日光が差し込む窓際などでの設置には要注意です。

多段/ひな段ショーケース

スーパーやコンビニなどで多く目にする、前面が覆われていないタイプの冷蔵庫です。
中の商品を手に取りやすく、段数によってたくさんの商品を陳列できることも利点となります。
しかし、こちらも日光が差し込む場所や、外の空気が流れ込む入り口付近での設置には注意が必要です。

配線

配線 イメージ

業務用冷蔵庫は大容量なため消費電力も大きく、電圧が低下している状態では庫内ファンの稼働不良につながります。
配線をなるべくスムーズにして、タコ足配線や過度な延長コードの使用は極力控える必要があります。
また電源電圧が100V・200Vのタイプが存在し、それぞれコンセントの形状も変わっています。

(一例)

近年では家庭用と同じ100V仕様のものも増えてきていますが、導入の際は今一度コンセント形状と配線を確認しておきましょう。

100V・200Vの違いについては、以下の記事で詳しく解説しています
【冷蔵庫】100Vと200Vの違いは??

まとめ

今回は、業務用冷蔵庫を導入する際の確認事項をご説明しました。
運用開始から突然のトラブルを未然に防ぐためにも、搬入経路・設置環境・配線の確認は必須といえます。

導入の際は、ぜひ本記事の内容を参考にしてみて下さい!

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