最終更新日:2024年8月21日 業務用冷蔵庫冷凍ストッカートラブル開かない
【トラブル事例】冷凍ストッカーの扉が開かなくなる原因と対処法

【トラブル事例】冷凍ストッカーの扉が開かなくなる原因と対処法
室内外を問わず、多くの飲食店やイベントで使用される冷凍ストッカー。
冷凍食材を大量に保管することができ、収納もしやすく大変便利なアイテムです。
しかし状況によっては「扉を閉めたあと、固く閉まって開かなくなる…」という現象が発生します。
今回は、冷凍ストッカーの扉が開かなくなる主な2つの原因と対処法をご説明します。
冷凍ストッカーを導入する際の参考にしてみて下さい!
原因その1 空気圧の低下
冷凍ストッカーの扉を閉めた直後に再び開けようとすると、個体差によっては固く閉まって開かなくなることがあります。
これは庫内に入りこんだ空気が急激に冷やされ、庫内の空気圧が下がるためです。
(扉が常に庫内に引っ張られている状態です)
これは冷凍ストッカーの特性上であり、異常な状態ではありません。
対処法
密閉されてしまった場合は、焦らず時間を置くことで再び開閉が可能になります。
扉を閉めてから1~2分ほど経過すると、空気圧が元に戻り扉は通常の固さに戻ります。
無理に開けようとすると、扉の内側のゴムパッキンに負荷がかかりますのでご注意ください。
パッキンが破損すると外の空気が流入する隙間ができるため、原因その2の「霜付き」にも繋がってしまいます。
原因その2 霜付き
扉と本体の間に霜が付き、隙間が埋まることによって扉が開かない・または開きにくくなることがあります。
これは扉が完全に閉まり切っていない状態が続くことによって、その隙間を通る空気が冷やされて凍ってしまうためです。
この状態で放置され続けると、開閉に支障をきたすだけでなく庫内温度の上昇にも繋がります。
対処法
霜を完全に除去するためには、本体の電源を落として凍結した部分を溶かす必要があります。
以下の手順に従って、付着した霜の除去をお試し下さい。
1.庫内の食品を退避させる
別の冷凍ストッカーやクーラーボックスなどに、庫内の食品を移動させます。
2.運転を停止する
電源プラグをコンセントから抜いて、凍結部分が溶けるまで待ちます。
3.庫内の水分を拭き取る
運転時に再度凍結することを防ぐため、凍結していた部分に付着している霜や氷、水滴をしっかりと拭き取ってください。
4.運転を再開する
電源プラグを入れ直し、運転を再開します。
設定温度まで達したのを確認してから、退避させていた食品を戻します。
普段の開閉の際は、扉と本体の間に隙間が空かないようにしっかりと閉めることを心掛ける必要があります。
まとめ

今回は冷凍ストッカーの扉が開かなくなる主な原因と対処法をご説明しました。
特に外気温が高い環境では、上記のような原因で開閉の不具合が起こりやすくなります。
予め原因と対策を知っておくことで、快適にご利用いただくことが可能です。
冷凍ストッカーの導入をご検討の際は、ぜひ本記事の内容を参考にしてみてください!
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