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投稿日:2024年1月15日
最終更新日:2024年3月5日
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【トラブル防止】オープンショーケースをレンタルする際の注意点

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WRITER クーラくん
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【トラブル防止】オープンショーケースをレンタルする際の注意点

【トラブル防止】オープンショーケースをレンタルする際の注意点

百貨店や食品イベントなどで多く目にする「オープンケース(オープンショーケース・平型ケース)」

しかし、使用方法や環境によっては「中の温度が下がらない…」「機械が動作していない…」などといったトラブルが発生してしまうことがあります。
そんな時、これからご紹介する対策をお試し頂くことで、トラブルを未然に防げる可能性があります。

今回はオープンケースをレンタルする際の注意点4選をご紹介します!

注意点1.設置環境

室内で使用されることの多いオープンケースですが、その形状からとても風や温度の影響を受けやすいです。
特に次のような設置場所ですと、うまく冷気が循環されずに庫内温度の上昇・結露・霜付きなどが生じます。

  • 直射日光の当たる場所
  • 周囲温度が30℃以上の場所

また、次のような場所では、庫内に送風が当たることによって冷気の流れが妨げられてしまいます。

  • エアコンの真下
  • 出入口(自動ドアの周辺など)
  • エスカレーターの前(特に降り口付近では、思った以上に風が吹き込んでいます)

▲対策

①位置を考慮してレイアウトする
できるだけ上記のような場所を避けて設置することが、1つの解決策になります。

②ロールカバー、ナイトカバーを使用する
場所によっては①の対応が難しい場合もあります。
その際、営業時間外などに写真のようなカバーをつけて、冷気の循環を保護することができます。(写真はロールカバー)

また、外からの熱の侵入も抑えられるため、庫内ファンの負荷も軽減されます。

注意点2.庫内のロードライン

庫内に入っている物が多すぎるのも、注意点の1つです。
家庭用の冷蔵庫でもよく挙げられる冷えない原因です。

オープンケースでは、内側のロードラインの高さを超えて物を入れると冷気の流れが妨げられ、庫内温度の上昇・結露・霜付きなどが生じます。

▲対策

商品を陳列する際は、ケースのロードライン以下の高さになるように配置する必要があります。
商品点数が多い場合は、サイズの大きいオープンケースや複数台でのご使用をご検討ください。

注意点3.フィルター部分の前後

オープンケースの下部にはフィルターがあり、ここから吸気/排熱が行われています。
しかし、この前後にお荷物やごみ袋などが置かれていますと、排熱が妨げられてしまいます。

▲対策

ケース正面・背面の足元を塞がないように、20cm以上のすき間を空けるのが理想的です。

注意点4.電圧不足

<strong>注意点4.電圧不足</strong> イメージ

オープンケースは消費電力が大きく、電圧が低下している状態では庫内ファンの稼働不良につながります。

▲対策

配線をなるべくスムーズにして、タコ足配線や過度な延長コードの使用は極力お控えください。

まとめ

今回はオープンショーケースをレンタルする際の主な注意点をご紹介しました。
冷却不良が起こる原因として、設置場所・ロードライン・フィルター・電圧低下といった要因がありました。
ぜひ本記事の内容を参考にして頂き、快適にオープンケースをご使用ください!

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