最終更新日:2024年7月29日
【省エネ対策】夏場の冷蔵庫の温度設定は変えた方がいいの?

【省エネ対策】夏場の冷蔵庫の温度設定は変えた方がいいの?
夏場と冬場で冷蔵庫の設定温度を変えたほうがいいのか、気になった人も多いでしょう。
今回は、夏場での温度設定と消費電力を抑える方法を伝授します。
夏場の冷蔵庫の温度設定
家庭用冷蔵庫では、「弱」「中」「強」といった三段階から温度を設定できるケースが一般的です。
冷蔵庫は外気の影響を受けやすい電化製品です。夏場では外気温が高く、冷蔵庫内の温度を下げるために多くのパワーを必要とします。
そのため、温度設定は「強」にすることがおすすめです。設定温度を低くすることで、庫内の食品を傷めることなく保存することができます。
一方で、冬場などは冷却に必要以上のパワーを必要としないため「弱」の設定で十分といえます。
消費電力を抑える冷蔵庫の使い方
さて、季節に応じて冷蔵庫の設定温度を変える必要があることをお話しいたしました。
設定温度の調整は、衛生管理の観点以外にも消費電力を最小限にし、省エネにも寄与します。
電化製品中で、最も消費電力の大きい冷蔵庫の使い方を見直すことで、お財布にも環境にも優しい影響があります。
食材の詰め込み過ぎに注意!
冷蔵庫に入れる食品の量は5割程度がベストです。
食品を入れすぎると冷気の通り道がなくなり、庫内を冷やすため余計な電力を消費してしまいます。
一方で冷凍室は凍ったものを入れるのであれば、パンパンに詰めてOKです。
ドアの開閉は最小限に!
冷蔵庫はドアを開けるたびに庫内の冷気が漏れ、温かい外気が庫内に入ります。
外気を再度冷やすために電力を消費することになるので、冷蔵庫の開閉は最小限にしましよう。
普段から整理整頓することで、食品の詰め込み過ぎを抑制し、ドアの開閉時間も最小限にすることが可能です。
整理整頓は冷蔵庫にとって一石二鳥なのです。
冷蔵庫の周りにスペースを確保!
冷蔵庫は常に排熱をおこなっています。
排熱するスペースがないと、熱がこもってしまい、冷えなくなるどころか故障の原因にもなりかねません。
特に夏場はただでさえ外気が熱い状態ですので、風通りがよく、熱がこもらない状態を作る必要があります。
左右5mm以上、上部は50mm以上のスペースを確保するように設置しましょう。
食品は冷ましてから入れる!
温かい食品を冷まさずに冷蔵庫に入れると庫内の温度を上昇させる原因になりますので、
食品は十分に冷やしてから入れるようにしましょう。
また、湯気が出ている状態で庫内に入れると結露が発生し、食品衛生に重大な問題をが生じる可能性がありますので、注意するようにしましょう。
まとめ
冷蔵庫は年中同じ温度で設定するのではなく、外気温によって設定温度を変更するようにしましょう。
設定温度を「強」→「中」に変更するだけで、年間1,600円の節約になると言われています。
外気温に合わせたこまめな温度管理で、省エネを実現させましょう。
また、庫内の整理整頓をすることで、冷気の循環を良くし、ドアの開閉時間を短くすることができますので、
日頃からの整理整頓を心がけてみてください!
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