最終更新日:2025年6月2日
文化祭・学園祭で気をつけたい安全対策|教員・PTAが押さえておきたいポイント集

文化祭・学園祭で気をつけたい安全対策|教員・PTAが押さえておきたいポイント集
はじめに
文化祭は、生徒たちが主役となる晴れの舞台。達成感や感動の場面がたくさんありますが、一方で普段と違う活動が増える分、安全対策の“ちょっとした油断”が思わぬ事故につながることも。
教員やPTAの皆さんが事前に意識しておくことで、文化祭全体の安全性はぐっと高まります。本記事では、文化祭を安心・安全に運営するための基本的な注意ポイントをご紹介します。
模擬店・調理企画は「無理のない範囲」で

電気機器や火気の取り扱いに注意
ホットプレート、電子レンジ、IHコンロなどの電気機器は便利ですが、たこ足配線やブレーカーの過負荷には要注意。
火傷や火災の原因となるケースもあるため、使用前に教員の確認をはさむのがおすすめです。
ガスを使用する場合は「必ず教員の管理下」で
本格的な調理のために、プロパンガスなどを使用するケースもあります。その際は以下のポイントを意識してください
- ガスボンベの置き場所は「通気性の良い安定した場所」
- 使用中は絶対にその場を離れない
- 周囲に可燃物(布・紙装飾など)を置かない
- 使用後はバルブを確実に閉める
- また、万が一の火災に備えて消火器の位置確認も忘れずに。
食中毒・アレルギーの配慮も忘れずに
手洗い・器具の清潔管理に加え、アレルゲン(卵・乳・小麦など)を含む可能性がある場合は表示をすると来場者にも安心です。
保健室や養護教諭とも事前に連携しておくと、緊急時の対応もスムーズになります。
装飾や工作物は「倒れない・崩れない」が鉄則
倒れたら危険なものは、事前に“揺らして”チェック
段ボール製の看板や立体造形、パネルなどは、風や人の接触で倒れる可能性があります。
- 軽く揺らしてみて安定しているか
- 人の動線に干渉していないかを確認し、必要があればテープ補強や重しを追加するなどの対策を。
会場全体の「動きやすさ」「避難しやすさ」を意識

通路はできるだけ広く、非常口の前は絶対に塞がない
文化祭では混雑が発生しがち。特に、階段・昇降口・トイレ周辺などは渋滞が起こるポイントです。
来場者の流れを考えて配置を調整し、避難経路の確保も忘れずに。
ごみ箱・休憩スペースの工夫も混乱防止に
廊下に人が座り込んでしまうと通行の妨げになります。
「要所に椅子やベンチを設ける」
「清潔なごみ箱を分かりやすい位置に」
上記を気に掛けることで、安全性と快適さを両立できます。
「見守り役」がいるだけで事故はグッと減る
PTAや教員の“視線”がトラブル防止につながる
生徒に任せる場面が多くなる文化祭ですが、大人の見守りが抑止力として効果的。
- 火気を使う場所
- 更衣室・控室など人目が届きにくい場所
- 来場者が集中しやすい導線に一人ずつ立っているだけでも、不測の事態への初期対応が早くなります。
終了後の片付けこそ、安全意識を最後まで

「あと少し」が事故のもと
疲れが出てきて焦りも感じやすい片付けタイム。
- 脚立や高所作業は、必ず2人以上で作業
- 重いものの運搬は無理せず声をかけて
- 濡れた床や配線の取り外しにも注意
など、最後まで気を抜かずに行動することで、大きな事故は未然に防げます。
まとめ|安心・安全があってこそ、文化祭は「成功」する
文化祭は、生徒たちの努力と創造性が花開く特別な行事。
その裏側では、教員やPTAの方々の**“見えない気配り”**が安全な運営を支えています。
すべてを完璧にする必要はありませんが、事前に少し意識するだけで防げるトラブルはたくさんあります。
そして、食品や飲料の保冷・保存に関しても、安定した温度管理が「食の安全」につながります。
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