最終更新日:2024年2月26日 コールドテーブル台下冷蔵庫台下冷凍庫
コールドテーブルの特徴3選

コールドテーブルの特徴3選
飲食店の創業において、厨房の構成や機器の選定は重要な検討事項です。特に冷蔵庫は設置スペースやコストが大きな課題です。そのため、慎重に選ぶことが求められます。
ここで注目すべきなのが、冷蔵庫と作業台が一体化した「コールドテーブル」という厨房機器です。コールドテーブルは台下冷蔵庫とも呼ばれています。この記事では、コールドテーブルの特徴を3つ解説いたします。厨房のレイアウトや什器の選定に迷っている方はぜひ参考にしてみてください!
省スペース
コールドテーブルの最大のメリットはスペースの有効活用にあります。冷蔵庫と作業台が一体化していることで、本来別々に設置が必要なこれらの機器が一つの什器としてまとまるため、厨房内でのスペース効率が向上します。
さらに、コールドテーブルは縦型冷蔵庫が収納できない狭い厨房やキッチンカーにも適しています。従来の大型冷蔵庫が収められないような場所でも、コンパクトなデザインが特長であり、これによって店舗選定の幅が広がります。
作業の効率化
作業台と冷蔵庫が一体化したコールドテーブルの利点は、飲食店の厨房作業において食材取りにかかる手間を大幅に削減できる点です。通常の厨房では、作業中に食材を冷蔵庫から取りに行く必要があり、これがしばしばタイムロスや作業の中断を招くことがあります。
しかし、コールドテーブルを導入することで、作業台の下に配置された冷蔵庫に食材が手の届く範囲に収納されています。これにより、料理の準備や調理において必要な食材へのアクセスが迅速かつ効率的に行えるようになります。食材の取り出しや戻しもスムーズで、シームレスな作業フローを実現できます。
この手軽なアクセスは、料理のスピードや品質に直結します。例えば、オーダーに応じて即座に必要な食材を取り出すことができれば、料理の提供スピードが向上し、お客様へのサービス向上にも寄与します。また、料理人が作業台から離れることなく調理作業を進められるため、生産性向上や料理の一貫性の確保にも寄与します。
総じて、コールドテーブルの導入は厨房の作業環境を効果的に改善し、飲食店の運営において重要な生産性と品質の向上をもたらす要因となります。
多様な種類
コールドテーブルにはスタンダードなものからユニークなものまで様々な種類の商品があります。
その中の一部をご紹介します。
冷蔵コールドテーブル
冷蔵庫のみが搭載されたタイプ。主に生鮮食品やドリンクの保管に適しています。
冷凍コールドテーブル
冷凍庫のみが搭載されたタイプ。冷凍食品や氷の保管に使用されます。
冷凍冷蔵コールドテーブル
冷蔵庫と冷凍庫が両方搭載されたタイプ。多様な食材の保管に対応できます。
サンドイッチコールドテーブル
天板にホテルパンがはめ込め、切った食材を冷やすことができる。サンドイッチ店やピザ屋などで利用されます。
ドロワーコールドテーブル
引き出し式の冷蔵庫が複数段あり、食材をメニューごとに整理できる。居酒屋やファミリーレストランでよく使用されます。
舟形シンク付コールドテーブル
天板が舟形のシンクになっており、調理中に冷蔵からまな板へ、そして水で洗い流すことができる。和食屋や寿司屋で活躍します。
スライドドア型コールドテーブル
ドアがスライドする構造で、狭いスペースやキッチンカーに適しています。
まとめ
コールドテーブルは様々な種類があり、使い方も多様です。厨房の広さや作業する人数、動線を考慮して適切なサイズを選ぶことが重要です。
冷蔵庫と冷凍庫の配置、ドアの形状、スペースの確保など、実際の作業シーンを想定して慎重に選びましょう。
クールランドでは定番の形のご用意がございます。「冷蔵のみ」「冷凍のみ」「冷凍・冷蔵」の3種類のレンタルをご希望の際はぜひクールランドをご用命ください!
コールドテーブルのカタログ